薄めの文庫3冊

苦役列車 (新潮文庫)

苦役列車 (新潮文庫)

彼の小説は青年期のものが一番好きだなあ。郵便局に就職した日下部に金を借りに行く話はどこかで読んだような。ポケットに藤澤清造,なんだか一縷の希望のあるラストになっているのも異色に見える。
オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

オブ・ザ・ベースボール (文春文庫)

読書メーターの「読んでいる本」のところに桎梏のように留まり続けていた本。
前半の「オブ・ザ・ベースボール」は突飛な世界観ながら楽しみながら読むことができたのだが,後半の「つぎの著者につづく」が…。オレには「Don't think,feel」という読みしかできんかった。修行が足らぬか。
らくだこぶ書房21世紀古書目録 (ちくま文庫)

らくだこぶ書房21世紀古書目録 (ちくま文庫)

架空の本が出てくるのは前書と奇妙はリンク。21世紀になってもこういう装丁に凝った本が出続けるのを願いつつ,未来に出版される本の数々は死ぬまでに読んでみたいなあと。