ずっと読みたかった

阪急電車 (幻冬舎文庫)

阪急電車 (幻冬舎文庫)

図書館戦争』以降有川浩にハマってからも,何故かずっと読まずにいた本書。そのタイトルからして単行本の時から気になってはいたのだが。近鉄電車や京阪電車ではなく阪急電車というのも,こういう出会いや別れがリアルでありそうな気がしてくる絶妙なチョイス。沿線に住んだことがないから余計にそう感じる。
阪急今津線はオレにも因縁があって,オレが唯一就職活動を行った時に乗った路線。学生時代に先輩の紹介で面接を受けに行くことになって,土地勘もない場所に一人スーツを来て赴き,心細さに打ち震えながら必死こいて喋ったものの,そもそもの志が低かったこともあって結局その面接はダダ落ちであった。ある意味でトラウマが残る路線。いつかのんびりと乗ってこのトラウマを上書きできる日が来ることを祈る。