今日買ってきた低反発枕に頭を乗せながら

海炭市叙景 (小学館文庫)

海炭市叙景 (小学館文庫)

閉塞感漂う斜陽の地方都市で暮らす人々の日々の営みを切り取った作品。著者の出身地である函館と,我が祖父母の出身地であり閉山と共にその繁栄を終えた空知の街を想い浮かべながら読む。オレはこういう終わりなき日常系の作品が好きなんだよなあ。著者の構想ではこの後に夏と秋が続くはずだったそうだが,もう永久にそれらを読むことができないのは残念。とまれ,最近続々と文庫化されて買うことができるようになった彼の作品を読んでいくことにする。
ヒマに任せて北海道道路地図を引っ張り出し,函館の市街図をひとしきり眺める。修学旅行で市場やら元町やらをうろうろした思い出。自主行動だったので事前に班ごとに計画を立てていざ出発したのに,最初の市電の駅でいきなり半分乗り遅れてた班があったものだ。今ならケータイがあるからどうにでもなるが,当時はメンバーがまぐれたらもうどうしようもなかった。函館山に登ってしまったために時間切れで他にどこにも行けなかった班もあったな。